毎年旧暦の10月、ナコーンシータマラート県を中心とするタイ南部の地方では、先祖の霊を慰めるための伝統的な祭り「十月祭(太陰月祭)」を盛大に行います。
今年は9月28日から10日間に渡って開催され、各家庭では「カノム・ポーン(おこげ)」「カノム・コン(輪状の菓子)など霊界で必要と信じられる5つの食べ物を作り、寺院へ奉納するのが一般的です。
また、最終日には幽霊に扮装した人々がパレードを行ったり、お供え物を奪い合うように食べるといったユニークな行事も行われ、観光客も多く詰めかけます。
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