国民的アイドルグループBNK48恒例の総選挙。 これが予想を裏切る“大どんでん返し”と話題に。
社会がどんな状況に陥ろうとも、憧れのアイドルを慕うファンの気持ちは変わらない。ましてや“会いに行けるアイドル”に気軽に会えなくなったとあらば、その想いは募るばかりだろう。
19日、BNK48の9枚目のシングル曲の選抜メンバーを決める総選挙の結果が公表された。
昨年1月に続いて2回目の開催となり、今回はBNK48の姉妹グループでありチェンマイを拠点にするCGM48のメンバーも参加。
無観客かつオンラインでの開票を余儀なくされたが、それでも全68万1421票が投じられ、総勢66人の立候補者の中から上位48人が選ばれた。
無論、予想外の事態にファンや当人たちはさぞかし無念だったであろうが、彼らにとっての“本当の想定外”は、その投票結果にあった。
大方の予想では、昨年と同様にデビュー時からBNK48のキャプテンを務めるチャープランさんが1位になると思われ、実際に3月上旬の中間順位発表でもそのように推移していた。
ところがフタを開けると昨年5位、もとはアンダーガールズと呼ばれる言わば“圏外”にいたジェーンさんが2万9000票以上の差をつけて頂点に。
有名歌手のMVに起用されるなどの活躍を見せてはいたが、「社会と同じく、BNK48も新時代に突入した」など、驚きの声が寄せられている。
楽曲の発売や握手会といったさまざまなイベントが頓挫し、当面はライブ配信などをメインに活動を続けるという彼女たち。
ファンと共にこの苦境と変革のときを乗り超えて、次はどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
この先を見守っていきたい。