タイ人が大木に布を巻く理由って?

平均樹齢は数百年、高さ数十メートルにも成長するという巨大な木「タキアン」は、タイ人の間では古くから“精霊が宿る木”として言い伝えられています。

同時にその精霊が願いを叶えてくれると信じられ、「パー・サム・シー(タイ語で“三色の布”の意)」と呼ばれる黄・ピンク・緑色の布を巻き、神聖な存在として崇められてきました。

人々は勉強や仕事の成功、健康運や金運向上といった人生のさまざまな場面でタキアンに祈り、線香やロウソク、お供え物を捧げているのだとか。

宝くじ好きな人のあいだでは、木の表面に粉をまぶし、指で擦り続けると当選番号が見えてくるというユニークな話も(笑)また、布を巻くことで神聖な木を切られないように保護しているという説もあります。 皆様からの質問をメールで受け付けております。件名に「おしえてタイランド」と明記し、info@wisebk.comまでお送りください。

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