日本では「幸運の象徴」とされる虹ですが、タイではその美しさゆえ神々しい存在として崇められていることをご存じですか? だからこそ、「虹を指差す行為」は神への冒涜にあたるとして禁止されています。
その一方で、「虹を指差すと、その指を切られてしまう」といった言い伝えもあります。
これは、虹の出現に興奮した子どもたちが不用意に指を突き出して周囲の人の目や顔などを傷つけないようにという躾(しつけ)の意味合いが込められ、「虹を指したら、その指が切られてしまうよ。
危ないよ」といった注意を促すために言われているのだとか。
また一説には、虹は天使の力によって創られたという逸話もあります。
雨季の今、虹を見かける機会も増えるはず。
タイのマナーを頭に入れておきましょう。
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