今年は9月2日に開催「ハングリー・ゴースト」って?

中華系の人々の間では、古くから旧暦の7月になると地獄に通じる門が開き、死者の魂が地上に還ると信じられてきたのだとか。

これは仏教や道教の教えに由来し、日本の「お盆」にあたるもの。

東南アジア各地では「ハングリー・ゴースト・フェスティバル」と呼ばれ、ご馳走を供えたり、死後の世界で使うための偽紙幣を燃やして先祖を供養するのが習わしです。

もち米を蒸した「カノムケン」は、中華系の伝統行事には欠かせないお菓子の一つ

もち米を蒸した「カノムケン」は、中華系の伝統行事には欠かせないお菓子の一つ

家族が集い、賑やかに過ごす日

当日は神様や先祖、そして弔ってくれる子孫・縁者がいない霊のそれぞれに対してお供え物を用意します。

またタイでは、料理や果物の他、「カノムティアン」「カノムケン」といったお菓子を供えるのが一般的。

これらのご馳走を家族で囲み、昔話に花を咲かせることも多いようです。

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