ホラー好きも震え上がる“ピー・ポープ”って?

タイ人は幽霊や怪談、心霊現象といった“ホラー系”が大好き。

お化けや妖怪の類を「ピー」と呼び、ピーを題材にした小説やテレビドラマも無数に存在します。

中でも、タイ版・四谷怪談とも言うべき悲恋「プラカノンのメー・ナーク」を実写化し、2013年に公開した「ピーマーク・プラカノン(愛しのゴースト)」はタイの映画史上最大のヒットを記録。

社会現象になったほど有名です。

霊界最恐! 人喰い“ピー・ポープ”

ピーには、①尊い祖霊 ②木々などの自然に宿る精霊 ③人に危害を加える悪霊の3種があり、最も恐れられるのが悪霊の一種「ピー・ポープ」です。

いつの間かに憑依して精気や内臓を喰い尽くし、人々を死に追いやってしまうのだとか。

とりわけ東北部などの地方都市で信じられ、今でも原因不明の病気や事故が起きるとお祓いやピー・ポープの供養を行っています。

覚えておきたい、タイならではの風習の一つですね。

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