メンバーと会いたくてアルバム購入に100万Bを費やしたファンも。 Covid-19の影響によるイベント内容の変更が与えた波紋とは
タイにも多くのファンがいるK-pop。その中でもひときわ有名な人気グループのファンミーティングが、開催内容を変更したために大きな波紋を投げかけている。
「GOT7」がその超人気グループ。
今年9月に発表されたツイッターの「#KpopTwitter 」調査によると、タイ国内で最もツイートされたアカウントが「@GOT7official」だ。
問題となっているのは、そんなGOT7のファンミーティングイベントが、 突如オンライン化されると発表されたことによる。
主催者であるeコマースサイト「SHOPEE Thailand」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を理由にしている。
しかし、それを黙って認められないのが熱烈なファンたち。
10月30日には、110人のファンが消費者保護局(OCPB)に請願書を提出したという。
なにしろそれら110人は、GOT7と実際に会いたいがために、同サイト内の「JYP Official Shop」でGOT7のアルバムを総額で約600万Bも購入。
オンライン上のテレビ電話で話すためのだけに、こんなに多額の買い物をしたわけではないと訴えている。
アイドルと実際に会えるといったいわゆる“接触型イベント”は、日本でもコロナ禍の影響で中止になっていることがあるようだ。
しかし、テレビ電話で話し、メンバーの声を録音したぬいぐるみをもらうだけでは、ファンは納得できないだろう。
SHOPEE Thailandからの新たな対応は、未だ発表されていないという。