先月、東京・上野動物園で初めてゾウの赤ちゃんが誕生しました。
出産したのは友好の証として2002年にタイが贈ったアジアゾウの「ウタイ」。
国獣でもあるゾウ(タイ語:チャーン)は現在、約6000頭が野生に生息。
古くは「戦象」として王や兵士と共に戦地で活躍したことから、人々は勇気のシンボルとしてゾウを崇めてきました。
また現在は三色旗(トン・トライロング)ですが、1917年以前は赤地に白ゾウを模した国旗を採用。
長年、タイ国民に深く親しまれてきました。
ちなみに、「キー・チャーン・チャップ・タッカテーン(=ゾウに乗りバッタを捕る)」とは、大きな労を伴うわりに見返りが小さく割に合わないことを意味することわざ。
やや小馬鹿にしたときに使われますが、タイにはこうしたゾウにまつわる格言がいくつもあります。
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