あのBNK48も歌った ルークトゥンって?

タイのテレビで放映される歌番組を観ていると、どこか日本の演歌や歌謡曲に似ている親しみのあるメロディが聞こえてくることがあります。

これは「ルークトゥン」というタイの大衆音楽のジャンルのひとつで、いわゆる伝統歌謡。

日常生活や恋愛、世相などを反映させた音楽で、タイ語独特の声調を生かした歌い方が特徴です。

歌手は自分流の歌い方で感情を込めて歌い、“タイのソウルミュージック”などと例えられることもあります。

今風ルークトゥンも続々登場

最近では、セクシー系や可愛い系など、新しいタイプのルークトゥンも登場しています。

バンコクを拠点に活動しているあの「BNK48」も昨年、ドートディドン(イサーン語で子守唄の言葉)という曲を発表して大ヒットさせました。

時代が変わっても、タイの伝統歌謡は多くの人たちから愛され続け、創造性に満ちた新しいスタイルを常に生み出しています。

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