日本人ファイナンシャルプランナー(FP)が多数在籍。 帰国後も安心サポートの「Insurance 110」(インシュランス・ワンテン)に多く寄せられている疑問や、皆さんが知りたいであろう情報を載せていきますので、是非ご覧ください。

【第8回】“勝つ”資産運用ってなんだろう?

Cさん

赴任して3年になるのでが、日本への帰任命令が出ました。

ただ、海外で働くことに魅力を感じていて、家族にも相談したのですが、タイに残ることを決意しました。

FP近藤さん

そうですか! 気になるのは収入ですね。

一般的な駐在の方は補助がありますが、現地採用になった途端、待遇が変わるケースがありますから。

Cさん

年収は現状維持なのですが、やはり補助がなくなってしまいます。今まで会社が負担していた海外旅行傷害保険がなくなるので、自分で手配したいと思っています。

FP近藤さん

海外旅行保険は、名前の通り【旅行保険】です。

あくまで日本を離れ、旅行中におきた突発的な医療費をカバーするためのものです。1つのけが・病気につき、初診日から180日しかカバーされない点で、高血圧や、糖尿病など、長期にわたる治療がみこまれる病気や、初診日から180日経過した後に手術が必要となった場合など、本当に必要な時に保険金請求ができないといった問題が出てきています。

そこで、ずっと海外にいようとする場合に最適なのが、タイ民間の医療保険です。

Cさん

どんな内容なのでしょうか?

FP近藤さん

医療保険とは、病院でかかる費用を負担してもらえる保険です。

つまり良い保険に入っていれば、ほぼ100%自己負担が無くて済みます。ご家族でタイに残ると決めたなら、最初に入るべきはタイの医療保険です。タイでもいい医療を受けるためには高額な医療費を払う必要があります。万が一に備える事は、資産を減らさない事だけではなく、命が助かり、しっかり治療を受けられることになります。

Cさん

わかりました。じつは医療保険以外にも、老後の資金づくりをしっかりやっておきたいと思っています。できれば早くリタイアして、老後を妻と楽しみたいと思っています。

FP近藤さん

例えば将来的に老後の資金を1億円くらい作るのでしたら、支払い方法としては毎年のボーナスから200万円を10年間積み立てるプランがあります。30年後には約8,000万円になります。

Cさん

いいプランですね。

妻と相談して、それを選んでみたいと思います。


保険の110番ファイナンシャルプランナー 近藤さん
近藤さん ファイナンシャルプランナー
■趣味■
ソフトボール・魚釣り

■得意分野■
海外駐在員の個人資産運用 法人を活用した経営者の退職金運用プラン 海外を活用した富裕層向け相続対策

■経歴■
日本の大手企業で5年間海外駐在を経験した後、自身でも興味のあった海外での資産運用という部分を極めてみたくなり転職。2014年より香港で「海外に住む日本人だからこそできる」資産運用を伝えている。

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