哀愁の音色に満ちた「タイの民族楽器」って?

古き良き東南アジアをイメージさせ、どこか懐かしく心に残る独特の音色。

そんなタイの伝統楽器の多くの起源は、かつてのタイ人がまだ現在の中国にあった「Chong Wu(チョンウー)」という街で暮らしていた太古の時代にまで遡ります。

楽器の種類は大きく分けて、弦楽器、打楽器、吹奏楽器などに分類されます。

それらは時代の変遷とともに、中国をはじめとした近隣諸国との間で影響し合い、姿を変えながら、現在では祝い事や催事などで演奏される楽器として伝わっています。

楽器には地方によって特色が

また、伝統楽器にはタイの地方ごとに特色があります。

中でも比較的知られていてイベントなどで目にすることも多いのが、中部地方の楽器。

シロフォンのような美しい音色を持った打楽器やバラエティに富んだ打楽器群があり、それらを並べた楽団は王室音楽と融合しながら発展。

民族楽器のアンサンブルで構成される「ピパート」は、古典音楽の完成形だと言われています。

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