その代表的なものが「ジョーク」と「カオトン」です。
では、この二つの違いとはどこにあるのでしょうか。
「ジョーク」は精米の工程で割れたお米を使って、形が無くなるまでドロドロに煮込んだもの。
幼い子どもがよく食べる、お腹にとても優しいお粥です。
そして「カオトン」は、お米が柔らかくなるまで炊きこみながら煮たもので、お米の形はまだ残っています。
どちらもタイの朝ごはんとして知られていますが、夜食としても好まれています。
「カオトン・グイ」も美味しい!
「カオトン」にはいくつか種類があってその代表が「カオトン・グイ」。中華料理の影響を色濃く受けたお粥で、タイ人にもとても人気があります。
見た目は「ジョーク」と「カオトン」の中間くらいで、空芯菜炒めや塩漬けゆで玉子のサラダ、サクサクの揚げ魚(プラーサリッド)などのおかずと一緒に食べることが多いようです。
バンコクにはこのようなお粥を名物料理にした名店も多いので、ぜひ食べてみてくださいね。
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