それは「アイティムロート」という昔ながらのアイスキャンディーです。
容器の中に氷と水と塩を入れて温度を下げ、そこにコーラやジュースを入れた筒を並べて凍らせます。
容器を左右に振ることで早く固まり、約15分で食べられるようになるというからすごいですね。
値段は1本2〜10Bほど。
最近は道端の屋台も少なくなり、時々市場で見かける程度になってしまいました。
広まったのはラマ7世の頃
この「アイティムフロート」が広まったのはラマ7世の頃と言われています。当時は売り子が自転車に乗ってベルを鳴らしながら売っていて、アイスキャンディーの棒に赤い印が付いていたらもう1本無料でもらえたそうです。
なんだか古き良き日本の夏の風物詩にも出てきそうな感じですね。
お寺のお祭りや田舎のイベントなどにはこの屋台が出ることが多いので、ぜひ味わってみてください。
皆様からの質問をメールで受け付けております。件名に「おしえてタイランド」と明記し、info@wisebk.comまでお送りください。