「ナン」は映画、「グラーン・プレーン」はアウトドアの広場。
わかりやすいですね。
さて、そんな野外映画が上映され始めたのは第二次世界大戦が終戦を迎えた頃。
疲弊した経済を復興させるために、野外で映画上映会を開いて人を集め、そこでいろいろなものを販売しました。
中でも人気だった商品は薬。
薬屋さんが大きな車にスクリーンを積んできて映画上映と同時に薬を販売したといいます。
今では地方でまれに開催
映画館やスマートフォンなどが普及した今では、この「ナン・グラーン・プレーン」も消えつつある存在。地方では満願成就の願いを込めたイベントとして開催されたり、お寺のお祭りなどで上映されたりしています。
多くの人が広場やお寺の境内に集まり、御座やマットを敷いて映画を見る。
そんなレトロな雰囲気いっぱいの懐かしいイベントとして人気があると言います。
機会があったら、ぜひ出かけてみたいですね。
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