その名を「サオ・チンチャー」といい、タイの有名な観光スポットの一つにもなっています。
かつてはここでシヴァ神を迎えるバラモン教(ヒンドゥー教)の儀式が行われました。
その際に4人がブランコを漕いで梁からぶら下がった硬化が入っているバッグを掴み取るというセレモニーがあったのですが、事故が多いのでラマ7世時代に中止になっています。
今のブランコは4代目
現在のブランコ、じつは4代目で2007年に建設されたもの。そびえ立つ赤い2本の柱は高21.15m。
蓮の形をした大座はコンクリート製で、そのアーチ部には「サオ・チンチャー」の歴史が刻まれています。
柱や梁などは貴重なチーク材でできていて、上部の赤く塗られたフレームにはとても美しい彫刻が施されています。
ダイナミックなモニュメントなので、ぜひ見に出かけてみてください。
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