2021.09.22-2021年の得点王は誰だ

得点王は誰だ

 
Jリーグの歴史を紐解けば、三浦知良、中山雅史、佐藤寿人、大久保嘉人ら数々のレジェンドたちがトップスコアラーの称号を掴んできたが、今季の得点王争いも熾烈を極めている。第28節までを終えた9月12日現在で得点ランクのトップに立つのは、ともに15ゴールを記録する前田大然(横浜F・マリノス)と古橋亨梧(元ヴィッセル神戸)の2人だ。

前田は東京オリンピックにも出場し、海外でのプレー経験もある快足ストライカーだ。昨季はわずか3得点に終わっていたものの、今季は開幕からゴールを量産。24節の大分トリニータ戦ではハットトリックを達成するなど、優勝争いを演じる横浜FMのエースとしてハイパフォーマンスを続けている。
 一方の古橋も日本代表に名を連ねるアタッカー。アンドレス・イニエスタと好連係を見せて多くのゴールを記録したが、今夏にスコットランドのクラブに移籍したため、ここからゴールの数を増やすことはできない。
 
前田のライバルとなりそうなのが、14得点で3位につける川崎フロンターレのレアンドロ・ダミアンだ。元ブラジル代表のストライカーは、圧倒的な高さを生かしたヘディングと、「得意」と公言するオーバーヘッドを武器に、連覇を狙う川崎Fのエースとして絶大な存在感を放っている。
 
12得点で4位タイのアンデルソン・ロペス(北海道コンサドーレ札幌)とオナイウ阿道(横浜FM)もすでに海外のクラブに移籍しており、現時点では前田とレアンドロ・ダミアンの2人が一歩抜け出した状況にある。とはいえ10得点のディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)と小林悠(川崎F)、9得点の荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)、レオ・セアラ(横浜FM)、チアゴ・サンタナ(清水エスパルス)、山下敬大(サガン鳥栖)と、多士済々のゴールハンターたちも好調を維持し、2人を追いかけている。彼らがどこまでゴールの数を伸ばすことができるか。そのパフォーマンスに注目だ。

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