中高校生を対象に始まったファイザー製ワクチン接種。
そんな中、金髪の学生が学校から受けた扱いとは…
他国に比べてスタートダッシュが遅れた感のあるタイのワクチン接種事情だが、このところ医療機関の尽力もあり、徐々にペースが上がってきているようだ。
そんな中、10月上旬からは新学期開始に向け、12歳から18 歳の中高校生を対象に米ファイザー製ワクチン接種もスタート。
学校の通常授業再開を図っている。
一方では、そのような未成年を対象にしたワクチン接種に横槍が入っているのも確かだ。
ファイザー製ワクチンを揶揄するようなフェイクニュースも飛び交う中、生徒が髪を金髪に染めていることを理由にワクチンを接種させなかったということが話題となっている。
ある女子学生が7日、動画投稿サイトTikTokに「ワクチン接種を受けさせてもらえなかった」と投稿。
学校が休みの期間中に髪を金髪にしていた彼女がワクチン接種のために学校へ行ったところ、金髪を理由にワクチン接種にストップをかけられたのだ。
学校の副校長は大勢の生徒や保護者がいる前で大声をあげて、黒髪に戻してくるように求めたという。
女子学生は急いで髪を黒く染め直しに行き、なんとかワクチン接種が終了となる時間ギリギリに学校へ戻ることができた。
しかし、その姿に友人や医療関係者が愕然。
髪を乾かす時間もなかったため、全身びしょ濡れの“濡れ鼠”の様相だったからである。
女子学生が動画を投稿するとすぐさま話題に。
「髪の色は命よりも重要なのか」、「ワクチンは髪にではなく腕に打つものだ」などと、その副校長批判が炸裂した。
学校側は動画削除を促したが、女子学生はそれに応じていないという。