2021.10.20-アビスパ福岡 今季、J1に昇格し大健闘

アビスパ福岡
今季、J1に昇格し大健闘

 
今季、J1に昇格したアビスパ福岡が大健闘を見せている。31節終了時点で13勝7分11敗、勝点46を稼いで8位につけている。
 
福岡は1996年にJリーグに参入。しかし、2002年にJ2に降格すると、その後は5年に1度のペースでJ1に昇格し、都度1年でJ2に再降格するサイクルを繰り返してきた。しかし今季はその負の歴史を払拭するような戦いを披露。
 
今季は序盤戦こそ苦しんだものの、10節のFC東京戦から破竹の6連勝を達成。6月、7月と結果を出せない時期が続いたが、東京オリンピック中断明け後に再び勢いを取り戻し、26節には首位を独走する王者・川崎フロンターレに今季初黒星をつけるサプライズも演じている。

 
今後の見どころ
残り7試合、J1定着なるか
 
その福岡が10月24日に行われる第33節で対戦するのが北海道コンサドーレ札幌だ。福岡と同じく、J1になかなか定着することができなかったチームだが、2018年にミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任以降は、J1でも安定して結果を出せるチームへと変貌。今季は31節終了時点で、福岡と4ポイント差で11位の成績となっている。
 
両者は今季、第7節の対戦で顔を合わせ、2-1で札幌が勝利。今回は福岡にとってリベンジをかけた一戦となる。順位も実力も拮抗した両者の対戦だけに、ハイレベルかつ白熱した戦いとなるはずだ。
 
 

多国籍な選手が活躍!!
攻守両面で組織的な戦い


チームの軸をなすのはフアンマ・デルガド、ジョン・マリ、エミル・サロモンソンといった外国籍選手たち。Jリーグの外国籍で最も多いブラジル人選手のみならず、スペイン、ナイジェリア、スウェーデン、ベルギーと様々な国から集まっているのが特徴的だ。一方で前寛之、金森健志、山岸祐也ら実力派の日本人プレーヤーも揃う。決して代表クラスのタレントがいるわけではないものの、現役時代はヴェルディ川崎やヴィッセル神戸などで活躍した長谷部茂利監督の下、攻守両面で組織的な戦いを実現し、躍進を遂げている。

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