「ソム」はイサーン地方の方言で酸っぱい、「タム」は潰すと言う意味です。
タイ人のソウルフードでもあるこの料理は甘酸っぱさが持ち味で、生パパイヤやトマト、にんじん、干しエビ、ピーナツ、インゲン豆などが入っているものが基本。
独特の匂いも特徴です。
臼に入れた食材をスリコギ棒のようなもので潰すのですが、料理をしている時の「コンコンコン」といういい音を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
バリエーションもたくさん!
さて、ソムタムには多くの種類があり、発酵させた小魚入りの「ソムタム・プラーラー」、カニが入った「ソムタム・プー」などが一般的。これらにカノムチーン(そうめんのような米麺)を入れた「タムスア」や、生パパイヤの代わりにリンゴやパイナップルを使った「タム・ポンラマイ」なんていう変わり種も。
お店や作る人によっていろいろな味や個性があり、なかなか奥の深いメニュー。
それがソムタムかもしれません。
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