その可愛らしいお菓子の名前は「ルークチュップ」。
緑豆の皮をむいて茹でた後、すり潰してからココナッツミルクや砂糖で味付け。
少し固まったら好きな形に整えて、パンダンリーフやカボチャ、ココアなど食品の色素で色付けをします。
仕上げは砂糖で煮込んだ寒天を添えて出来上がり。
オレンジやマンゴスチン、パパイヤやニンジンなどの形をしたものが多いですね。
由来はポルトガルから
このルークチュップは、潰したアーモンドと砂糖、蜂蜜をベースにして作られるポルトガル生まれのお菓子「マルチパン(Marzipan)」に由来すると言われています。表面はぷるぷるでツヤツヤ、口に含むと寒天がプチッとはじける食感の良さも魅力。
素朴な美味しさですが、職人の繊細で丁寧な技が感じられる、目でも舌でも味わえる個性的なお菓子。
屋台でもデパートでも売っているので、ぜひお試しを。
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