タイ人がお互いをニックネームで呼び合っているのを知っている人も多いと思います。
これは、生まれた時に親が名付けた本名とは別の名前で、家族や友人・知人などとの間で使う名前。
「プロイ（宝石）」などといったように本名とは関係ないものもありますが、本名の「タナパット」の一部を使って「パット」とするものなどいろいろ。
現代では、「サニー」「シャンペーン」「C」などと外来語やアルファベットをニックネームにすることも多くなっています。
なぜ、タイ人がニックネームを持っているかには諸説がありますが、代表的な理由は100年余り以前まで本名を持たなかったタイ人が、本名が導入された時代になった際に長い本名を覚えるのが大変だったからというもの。
その当時のニックネームには「デーン（赤）」「ダム（黒）」「チャーン（象）」といった色や動物の名前を使うことで、覚えやすくしたと言われています。
ちなみにプラユット首相のニックネームは「ルントゥー（おじさん）」です。
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