タイ語の挨拶 「サワッディー」って?

最も馴染みのあるタイ語の一つ「サワッディー」。
これは「こんにちは」だけではなく別れる際の「さようなら」の挨拶にも使われます。

さて、「サワッディー」という言葉の歴史を遡ってみると意外に新しく、それは1934年頃のこと。
当時のチュラロンコーン大学文学部の教授が学生との間の挨拶で使い始めたのが最初。
それを1943年に当時のプレーク・ピブーンソンクラーム首相が、公式な挨拶用語として使うようになっていっきに全国に広まりました。

 

語源はサンスクリット語

「サワッディー」の語源はサンスクリット語の「svasti」。
それをタイ人が発音しやすいようにアレンジされたと言われています。
その意味は「あなたに良いことがあるように」「おめでたいこと」「健やかに」など。

お祝いの時にも使われる言葉で、タイの旧正月であるソンクランには「サワッディー・ピーマイ」という挨拶が交わされるのも、こんな語源があるからです。

皆様からの質問をメールで受け付けております。件名に「おしえてタイランド」と明記し、info@wisebk.comまでお送りください。

この記事をSNSでシェア!

一番上へ戻る