日本からプーケットへ連れてきたネコが行方不明に。
必死の思いで探し続ける飼い主がとった手段とは…
日本からタイへ赴任あるいは移住する際には大切なペットも同伴させたいと思う人は多いはず。
ただ、ペットと共に渡航するには高いハードルがある。
昨年11月、そんな渡航に伴う手間やリスクを乗り越え、4匹のネコと共にプーケットへ引っ越してきた日本人女性がいた。
最愛のネコと一緒の新天地での暮らしを実現させた。
ところがプーケットに着いて早々、4匹のうちの2匹がなんと行方不明に。
引越しの荷物を住まいに運んできた宅配業者がドアを閉め忘れたために、2匹は逃げてしまったのだという。
そこで飼い主の女性は、2匹のネコ、「ごまちゃん(Goma)」と「たまちゃん(Tama)」の“尋ねネコ看板” を町の各所に設置。
発見者への懸賞金は1万B。
だが2ヶ月以上経っても発見されなかったため、いても立ってもいられなかった女性は、かなり思い切った行動に出たのだ。
1月22日から、交通量が多く人目につく交差点に、2匹を探すための巨大看板を設置。
その大きさは縦8.3mX横14m、費用は30万Bかかったというからすごい。
この看板のおかげで多くの情報が入るようになり“ケガをしているたまちゃん”を発見。
急いで現場へ向かったが、あえなく逃げられてしまったという。
27日現在、2匹の消息はつかめていない。
県内のコミュニティー情報網や様々なメディアも“尋ねネコ”の情報をシェアしていて、ネコを飼い主の元へ戻してくれた人には3万バーツの謝礼をするとのこと。
共に日本から海を渡ってきた愛するネコたち。
一刻も早く見つかることを祈るばかりだ。