見た目の怖さは、ホンモノだった!

バイクで歩道を走っていた「ロビンフッド」の強面配達員。
注意されると、やっぱり逆ギレして本領発揮…

先日、横断歩道で女医さんが警官のバイクに轢かれて亡くなったという悲惨な交通事故。
以来、国民の目がにわかに交通マナーへ向いてきている中で、またバイクが絡む事件が起きてしまった。

バンコクのサイマイ区で7日、買い物帰りのイサラ氏(男性 27歳)に、歩道上を猛スピードで走ってきたフードデリバリー「ロビンフッド」のバイクが衝突。
バイクを運転していた配達員(男性 20歳)は謝るどころか「どこを向いて歩いてるんだ!」と逆ギレ気味のお怒りモード。

イサラ氏は昨今の世論が後押している!とばかりに「ちゃんと見なければならないのはあなたでしょ!だいたいここは歩道ですよ」と猛烈に抗議した。
それが配達員の怒りに火をつけ、ついに本当の逆ギレ。

顔面にまで個性強めなタトゥーを入れた男はまさに“鬼のような形相”でバイクから降りてきて、イサラ氏を殴る蹴るで、ついには歩道に投げ倒して逃走した。
当然だが、イサラ氏が被害者として警察に届け出たのは言うまでもない。

同日、防犯カメラの映像やSNSへの動画投稿の炎上によって追い詰められた配達員は、警察に出頭して謝罪したという。
今頃はきっと、暴行罪と交通違反の容疑で起訴されているはずだ。

しかもこの容疑者は「ロビンフッド」の正式な登録ドライバーではないという。
友人のアカウントを使って仕事をしていたということで、この件についても罪に問われるだろう。

今回は、イサラ氏が強面の配達員に勇気を振り絞って立ち向かったわけだが、彼の“あっぱれ”な行動には敬意を払いたい。

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