タイの電圧が 220Vなのはなぜ?

国によって電圧が異なることに疑問を持ったことはありませんか?
ちなみにアメリカや日本、台湾などは110V。
イギリスは230V、オーストラリアは240Vですが、なぜタイは220Vなのでしょうか。

それは、電力を使用する際のコストパフォーマンスが、200V台の方が優れているからという理由。

1899年にフィラメント電球が開発され、それを220Vで点灯させてみたところ、100Vで点灯させるよりも効率が良いことが発見されました。
そこで、ドイツをはじめとしたヨーロッパの国々が220Vを採用し始めたのです。


 

タイも昔一時期110V

実はタイも、110Vを採用していた時期がありました。
まだ、家電製品などが浸透していなかった時代だったこともあり、220Vの方が高効率だとわかると、国の電圧インフラそのものを220Vへと変更。
逆にアメリカや日本は国中の電気設備が110V体制ですでに出来上がっていたので、大掛かりな変更を見送り110Vのままなのだそうです。

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