若くてイケメン、しかも楽しい説法などで大人気の僧侶。
SNS投稿がきっかけでゴシップの主人公となり話題に…
タイではしばしば僧侶のことがネット上で話題となる。
ユーチューバーとして人気者になる僧侶もいれば、イケメン過ぎて女性たちから騒がれたことが理由で破門になったなんていう僧侶も。
そして今、ネット上ではもちろん、テレビニュースでも話題になっている元僧侶がイケメンが故にゴシップの主人公になってしまった。
ナコーンシータマラート県にあるワット・ペンヤットの修道院長代理だった「ガト氏」がその人。
甘いマスクで仏教の教えなどを説くビデオが人気となり、SNSでのフォロワーは数百万人。
僧侶になる前はテレビの歌唱コンテスト番組に出演したこともあり、かなり知名度が高い青年だ。
ところが4月27日、SNSに投稿された音声クリップが発端となり、彼は泥中にはまっていく。
そのクリップの内容は男女の会話で、お金を要求する女性の声に対して、不機嫌な声で要求を断る男性の声。
その男性とはガト氏だったのだ。
当初は自分ではないと否定していたが、ネットで大炎上したことによって、30日には僧侶を辞めて還俗。
僧侶ではない身となってテレビ番組に出演し、赤裸々に洗いざらいを話した。
「ネットやテレビで報じられたことは本当で、あの声は私のもの。相手の女性は元モデルで深い関係にあり、彼女には30万B渡しました。ニュースを止めようとして記者にも30万Bを渡したけど効果はなく、逆に広まってしまったんです」。
このガト氏のコメントにネットの声は 「信者のお布施に手をつけたのではないか」 「僧侶がなんでそんなに儲かるの?」などと手厳しい。
“イケメン・女性・お金”のトライアングルは、いつの世をも騒がすのである。