タウンハウスの住人同士で駐車をめぐる揉め事が。
そのとばっちりを受けた“猫ちゃん”の顛末は …
ペットが原因で近隣住人との揉め事になる。
これは日本にいるとよく聞く話だが、タイでもコロナ禍の影響もあってペットを飼う家庭が増え、様々な問題が出てきているようだ。
そんな最中、ペットの猫にまつわる出来事がFacebookに投稿されて話題に。
事の発端はあるタウンハウスの隣人同士で、車の駐車方法を巡るちょっとした揉め事で起きた。
Aさん(仮名)は、自宅入り口付近に停められた隣人の車が迷惑で警察に通報したという。
しかし、警察は「近隣同士の揉め事には関与しない」とけんもほろろ。
それに腹を立てたAさんは「じゃあ、うちの家庭菜園に猫が糞をしたことを訴える!」と、証拠写真を警察に見せて訴えを起こした。
この件はあっさりと認められ、警察は猫の飼い主に対して迷惑料として500Bを支払うことを進言。
ところが、今度は猫の飼い主であるおばさんが「そんなお金は払えないから、私は刑務所に入る」と逆ギレ。
それに対して警察が「訴えられたのは猫だから、おばさんは悪くない。あなたが刑務所に入る必要はない」となだめたという。
それでも納得できないおばさんは「それなら、猫ちゃんを逮捕して。私も一緒に刑務所に入ります!」と言い始めた。
訴えられたのが“猫ちゃん”というのもなんだか妙な話だが、とにかく調停が無事に終わり、飼い主のおばさんは、猫に二度と家庭菜園に糞をさせないと約束して収まったという。
この騒ぎを担当した警察官は、飼い主と猫を不憫に思い、猫用トイレの砂をおばさんにプレゼントしたとのこと。
これからは粗相のないように、幸せに暮らしてほしい。