知っている人も多いかと思いますが、タイは銃社会です。
銃の所持は8つの条件(成人、健常者、精神障害ではない、仕事に就き収入がある、住居がある、住所登録し6ヶ月以上居住している、薬物使用なし、犯罪歴なし)を満たしていれば、誰でも銃所持の申請ができます。
ただし、申請が通ったからといって、一般人が銃を自由に持ち歩くことはできません。
あくまで一般人は合法的に銃が「買える」という許可のみで、常に持ち歩くことができるのは警官と拳銃携帯許可証(※1)を持つ人だけです。
(※1)拳銃携帯許可の条件はタイ国籍で35歳以上、警備の仕事上で必要などの理由があり警察・県知事による許可が必要
ASEANの中ではダントツの所持率
2020年の情報によると、タイは民間人の武器所持率が世界39番目、ASEAN加盟国ではなんと1位という結果に。
タイの合法銃砲店では小型拳銃が一丁5万Bほどで販売されているようですが、一般人が銃を所持することについて否定的な声が上がっているのも確か。
巷ではタクシー運転手が護身用に銃を所持しているということも耳にしますが、これも違法です。
特に日本人は銃に馴染みがないので、銃の危険が及びそうな場所や怪しい人には近づかないようにしましょう。
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