タイのコンビニの自動ドアの前に犬が寝そべっているのを見たことはありませんか。
タイのコンビニの名物ともいえるこの野良犬たちは「コンビニ犬」や「セブン犬」と呼ばれているそう。
ご存知の通り、タイは一年中暑い気候です。
暑いと感じるのは人間だけでなく犬も同じ。
コンビニだったら人が通るだけで自動ドアが開いて涼しい冷気が流れてくるので、自然とそこに野良犬がやって来て冷気を浴びて寝ているというわけなのです。
また、そこにいれば常連客がコンビニで買った食べ物をくれるのでまさに一石二鳥。
コンビニ犬の犬種もさまざま
「コンビニ犬」といってもタイにはさまざまな犬種の犬がいます。
なかでもよく見かけるのが「バーンケーオ」と「タイ・リッジバック・ドッグ」というタイの犬。
「バーンケーオ」はタイ北部にあるバーンケーオ村原産の犬で、ふさふさとした長い毛が特徴です。一方、「タイ・リッジバック・ドッグ」は、犬種名にもなっている「リッジ(畝)」のように背中に逆毛が生えるのが特徴。
どちらの犬種もタイに古くから生息する犬で、世界の犬にも登録されているそうです。
でもコンビニで犬を見かけたら、なるべく近づかないでくださいね。
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