タイの食事では主にフォークとスプーンを使いますが、それはラマ4世の時代に西洋の文化を取り入れたことがきっかけだといわれています。
またタイではナイフは使わず、タイ独自のスプーンの使い方があります。
スプーンは右手、フォークは左手に持ち、スプーンの上にフォークで食べ物を乗せて食べます。
大きな肉や魚などは、スプーンのへりをナイフ代わりにして小さく切ってから口に運びます。
一方でフォークは、スプーンで食べ物を切る時に押さえるのに使うのがメインで、食べ物を刺したりはしません。
食べ物をフォークで刺して食べるのは子どもの食べ方とされるので注意しましょう。
置き方にも意味がある
タイでは自分の平皿の上にフォークとスプーンを「数字の11」になるように揃えて置くと「食べ終わった」という意味になります。
まだ「食事の途中」の場合は、フォークを8時、スプーンを4時の方向へ置きましょう。
自分では食べている途中でも、フォークとスプーンを「数字の11」の形に置いてしまうと、料理が片付けられてしまうかもしれません。
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