FIFAワールドカップカタール2022
日本代表メンバー26人決定

11月1日に、FIFAワールドカップカタール2022に臨む日本代表メンバー26人が発表された。
 
吉田麻也、遠藤航、伊東純也らこれまでチームを牽引してきたメンバーが順当に名を連ね、今季の欧州リーグで活躍する鎌田大地、堂安律、三笘薫らもメンバー入り。一方で大迫勇也、原口元気、古橋亨梧らが選外となった。

 
26人中19人が初のワールドカップ出場となり、最年長は39歳の川島永嗣、最年少は21歳の久保建英となった。
 
海外組が主体のチームのなかに、Jリーグからは6人が選ばれた。清水のGK権田修一は、日本代表でも守護神を務める。安定したセービングとコーチングでチームを最後方から支える存在だ。

FC東京に所属する長友佑都もメンバー入りを果たした。豊富なスタミナと高い守備力を備える36歳のサイドバックは、今回で四度目のワールドカップ出場となる。浦和の酒井宏樹は3大会連続の選出。強靭なフィジカルを武器に、右サイドバックとして攻守両面で力を発揮する。

王者・川崎Fからは2人が選ばれた。センターバックの谷口彰悟は、常勝軍団川崎Fの頼れるキャプテンだ。頭脳的なプレーで相手の攻撃を食い止め、正確な縦パスで攻撃の起点にもなる。

山根視来は攻撃力が魅力の右サイドバックだ。タイミングの良い攻め上がりでボールを引き出し、正確なクロスを供給。昨季のJリーグでは他チームの並みいる攻撃陣を抑え、アシスト王に輝いている。
 
攻撃的な選手としてJリーグから唯一選ばれたのは、名古屋の相馬勇紀だ。小柄ながら馬力のある突破を見せるドリブラーは、対人プレーに強く、守備でも力を発揮できる。昨年の東京五輪に次いで、世界の舞台に立つ。
 
日本代表は11月23日にドイツ、同27日にコスタリカ、12月1日にスペインとグループリーグで対戦する。
 
(文・原山裕平)

 

 

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