冗談交じりの皮肉っぽいトークがSNS上で大ウケ。
某ホテルが展開する辛口宣伝の内容とは…
初投稿から半月で13万人がフォロー。
今、Facebook(FB)でそんなモンスターページが話題になっている。「SKK Banchang Hotel」は、ホテルで起きたちょっとしたことやメーッセージを冗談交じりにFBに投稿。そのシニカルでアイロニーいっぱいの切り口が大受けしている理由だ。
例えば「当ホテルの駐車場はお客様の車種によって停める場所が分かれています。入ってすぐのゾーンはスーパーカー用。ちなみにフォーチュナーで来たお客様は隣のソイに適当に停めてください」といったようなもの。
これに対するオーディエンスの反応もキレが良く、「水牛に乗って行きたいのですが、どこに停めればいいですか?」と質問。ホテルは「どうぞエントランスまで乗り付けてください。シェフが直々にお迎えします」と回答。
サッカーのマンUがぼろ負けした日には「マンUファンのお客様にのみシェフからポークスクラッチング(豚の皮の素揚げ)が振る舞われます」なんていうのも。
このような投稿には10万“いいね” が付き、3万ものコメントが書かれたものもある。
また、ネット民のレビューへの書き込みもエスカレートしてきて、「泊まってみたが最高!深夜の丑三つ時にスタッフがクラシックな衣装で部屋まで来てくれて、タイ舞踊を披露してくれるんだ」なんていうお化けネタも登場。もはや“みんなの遊び場”の様相となっている。
ところで、このホテル名は架空のもので実在しないとのこと。何かと世知辛い世の中だが、ギリギリの線をいく巧みなコミュニケーションは、いつの時代も笑いを誘ってくれる。
まだある! 本誌で紹介しきれなかった面白ネタ
①ロイクラトン祭りの日に
ホテルの投稿:エレベーターの扉に挟まれると確かに痛い目にあいます。でも、好きな人をロイクラトンに誘って断れた哀れなお客様は、もっと痛い目にあっています。
②ロイクラトン祭りの日に
フォロワーの投稿:みんな、クラトンを流す時に「悪い物事を消し去ってください」と願ってはダメ。だって、この最高のFBページが消し去られてしまうから。
③携帯のブランドをからかう投稿
ホテルの投稿:当ホテルのFBページをご覧になっているお客様から、こんな苦情が入りました。「コメントが多くて読み込みが遅く、快適に閲覧できない」。もしかしたら、これって、このお客様がまだアンドロイドを使っているのでは?
これに対するフォロワーのコメント:私が嫌いな人の2つの条件 ①他人を外見や持ち物で判断する人 ②今だにアンドロイドを使っている人
④ホテルの投稿
ホテルの投稿:すべてのお客様に、当ホテルを好きになっていただくことはできません。ただ、嫌いにさせることなら簡単にできますよ。
⑤ホテルの投稿
ホテルの投稿:どのボトルがシャンプーなのかコンディショナーなのかわからないなんて、男のお客って本当にダメ。ちなみに当ホテルのシャワー室には、左からシャンプー、コンディショナー、ボーディソープの順で並んでいます。でも、今度はきっと「どっちから見た左ですか?」って聞かれるにきまってる。まったくもう…