今回はタイの警官がかぶっている警察帽についた紋章のお話です。タイ警察(タイ国家警察とも呼ばれる)の警察帽にある紋章はこれまでに4回変わっていて、紋章の歴史はラマ4世の時代(19世紀中頃)が始まりだといわれています。
1番最初の紋章には金属で作られた「3つの頭を持つ象」の紋章と「サイアムの巡査」という文字が刻まれていました。
その後も変更を繰り返し、5つ目となる現在の紋章は1949年から使われています。
現在の警察帽にはラマ5世の国紋章をモチーフにした紋章が使われており、紋章の下にはタイ語で「平和維持軍」という言葉を刻印。
タイ警察の公式マークは「盾と剣」で、1897年にデザインされて以降、現在も同じマークが使われています。
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