タイの国花は「ラーチャプルック(タイ語で「王様の花」)」という花で、別名“ゴールデンシャワー”と呼ばれており、鮮やかな黄色い花びらが特徴です。
諸説があるようですが、前国王のラマ9世の誕生した曜日(月曜日は黄色)の色だったということから、タイ国民に広く親しまれるようになり、2009年にタイの国花に定められたそうです。
約3kmに渡って続くラーチャプルックの名所
ラーチャプルックの開花時期は暑季(3〜5月頃)。一番の見頃はソンクランの時期で、すでに目にされた方も多いのではないでしょうか。
バンコク都内でも見ることができますが、特にタイ東北地方のコーンケーン県にある「ラーチャプルック花街道」は名所として知られています。
約3kmに渡って続く花街道は、国道沿いに約400本植えられており、藤の花のように房状に垂れ下がって咲く様子は、まるで金色のシャワーが降り注いでいるかのような圧巻の光景です。
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