交通事故は恋の予感?
ターク県メーソット市の交差点で起きたバイク同士の事故。
治療費をめぐるやり取りから芽生えた恋の予感とは…
治療費をめぐるやり取りから芽生えた恋の予感とは…
廊下や街角で、女性と男性が出合い頭にぶつかったのがきっかけで恋が芽生える。これは、TVドラマや映画、小説などでしばしば登場するシーンだ。
ところが今、こんなことが実際に起きてSNSなどで話題となっている。
主人公の女性はタリンヤさんという学校の教師。ある日、彼女がバイクを運転して昼食を買いに行った時に、交差点で男性が運転するバイクと接触。軽い事故だったが彼女は転倒してしまい、肘と膝に擦り傷を負ってしまった。接触の原因は男性のちょっとした不注意。自分に非があるとして、男性は治療費を全額負担するということでその場でLINEを交換したという。
これだけならよくありそうな出来事だが、話題となったのはタリンヤさんがSNSにアップした、LINEでのやり取りした画像だった。そこには「恋の責任」と書かれている一文があったものだからさあ大変。
加害者の男性は「責任を取ります」と書きたかったのだろうが、タイプミスで「ラップ(取る)」が「ラック(恋)」になっていたのかもしれない。
それを見たネット民の反応は「恋の予感かな」などと興味津々。タリンヤさんも「私に興味があったとしても、わざわざバイクでぶつからなくてもいいのに」とまんざらでもない反応だった。
後日、やはり男性はタイプミスをしてメッセージを送っていたことが判明。テキストを音声入力した際の誤認識が原因だった。彼にはすでに恋人もいるようだが、どうやら友人同士として一緒にディナーへ行く約束をしたらしい。ほのぼのとした縁が始まりそうだが、もう事故は起こさないでほしい。