タイを代表する麺料理といえばパッタイ。タイ東北部のナコーンラーチャシーマー(コラート)県では、コラートのパッタイと呼ばれる「パットミーコラート」が名物として知られています。見た目はパッタイとよく似ていますが、具材や味付けが異なります。
パッタイよりも甘みが強くて濃厚
パッタイにはセンレックやセンチャンという細麺を使い、エビやもやし、ニラ、卵などを入れて炒め、ナンプラー、醤油、パームシュガーで味付けします。一方、パットミーコラートには、独自に作った米麺を使い、エビや卵は入れず(卵を入れる場合もある)、代わりに鶏肉や豚肉を使います。また、シーユーダム(黒蜜のように甘くて濃厚な醤油)というタイの醤油で味付けしているので、通常のパッタイよりも甘みが強く濃厚な味わいが特徴です。
コラートへ行った際は、ぜひご賞味あれ。
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