日差しの強いタイで日焼け止めは必須アイテムですが、タイの国立公園ではサンゴ礁に有害な指定成分を含む日焼け止めの持込・使用が法律により禁止されています。指定されている成分は下記の4つ。これらの化学物質は「サンゴの生殖に影響を与え、白化現象を引き起こす」とされています。
●オキシベンゾン(Oxybenzone/ออกซีเบนโซน)
●オクチノキサート(Octinoxate/ออกติโนเซท)
●4-メチルペンジル
(4-Methylbenzylid Camphor/4-เมทิลเบนซิล การบูร)
●ブチルパラペン(Butylparaben/บิวทิลพาราเบน)
持ち込んだ場合10万B以下の罰金
上記4つの成分を含む日焼け止めを持込・使用した場合、10万B以下の罰金が科せられます。タイではこの4つの成分が含まれていない日焼け止めも販売されています。パッケージに「Reef-Safe」や「OCEAN-FRIENDLY」と書かれているので、国立公園へ行く際はこの日焼け止めを使いましょう。
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