タイ全土で行われる「ロイクラトン祭り」って?

毎年旧暦12月の満月の夜にタイ全土で行われる伝統行事「ロイクラトン」(今年は11月27日)。起源は諸説ありますが、13世紀のスコータイ王朝時代の王妃(ノッパマット王妃)が満月の夜にハスの花をかたどったクラトンを作り、川に流したことが始まりとされています。

ロイクラトン発祥の地であるスコータイでは「スコータイ・ロイクラトン&キャンドル・フェスティバル」が行われ、400人以上の演者が出演するミュージカルショーや盛大な花火が打ち上がります。

各地で異なるロイクラトン祭り


チェンマイでは「イーペン祭り」と呼ばれ、コムローイというランタンを空に放ちます。さらに3日間に渡って行われる、クラトンやランタンを飾った山車(フロート)のパレードも見どころです。


ターク県ではココナッツの殻で作ったクラトンを使います。川の流れに沿って、クラトンが1列で流れる様子(クラトン・サーイ)は見所です。

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