日本ではほとんどの大学が3月に卒業を迎え、4月になると新入社員として会社に入社するというのが一般的です。
一方タイでは4〜6月、あるいは年の後半に卒業時期を設定しているなど大学によってバラつきがあります。では、タイの大学生はどういった進路に進むのでしょうか。
卒業後の進路は個人次第
タイは就活の方法が個人で違うため、大学卒業前に就職先が決まっている人もいれば、卒業後に自分の進路を決める人もいます。就職活動だけでなく、大学院への進学や海外留学を選択する人もいます。また、タイでは新卒者向けの就活サイトが少ないため、Facebookなどで求人を探したり、企業訪問したり、大学の教授からつながりのある企業を紹介してもらうこともあるそう。
さらに、タイは日本のように終身雇用といった雇用形態がなく、転職が多いのも実情。企業側も即戦力を求めているため、新卒採用にはあまり力を入れていません。スキルや知識が身につくと他社へ転職してしまうため、日本と比べ転職率は非常に高いそうです。
※2024年WorkVenture調べ
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