「チュラーロンコーン大学」はタイで最も古い国立大学で、タイでは「チュラ」と略され呼ばれています。1899年にラマ5世により官人を育成するための教育機関として創設。その後、1917年ラマ6世の時代に「国民のための大学」としてラマ5世の幼名である「チュラーロンコーン」に変わり、同時に高度技能者養成を目的とした4学部(医学部、行政学部、工学部、文理学部)が設立されました。
現在は、19の学部と8つの研究施設があり、2024年に発表されたアジア大学ランキングでは739校中117位で、4年連続タイ国内首位の座を保っています。
図書館の枠を超えた近未来空間
キャンパス内には一般公開されている図書館や博物館、スポーツ施設などがあります。その中でも独創的なのが2019年に完成した「建築図書館」。建築学部で学ぶ学生のために作られた図書館で、本を読む場所という枠を超え、利用者の創造性を育む空間となっています。
コワーキングスペースも設けられており、一般利用者は土曜日のみ利用可能。身分証明書の提示が必要です。
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