雨季の時期に出回るライチとは?

タイ語で「リンチー」と呼ばれるライチ。品種にもよりますが5月から7月頃に流通します。日本だと冷凍ライチが主流ですが、タイでは生のライチが日本より安価な値段で手に入ります。スーパーや市場では鮮度を保つため枝付きのまま売られることが一般的。

美味しいライチは、皮の表面にある「シワ」がはっきりしていて、色は真っ赤ではなく程よいピンク色の方が甘いと言われています。

ライチの王様「ジャカパット」

ライチの品種は主に、コム種(実は小さく甘くて渋みがある)、ホンフェイ種(実が少し大きく甘い香りが特徴)・ジャカパット種(実が大きく甘酸っぱい)などがあります。タイ北部と中部の一部のみで栽培されているジャカパット種は、直訳すると「皇帝」を意味するほど高級種として知られていて、中でもチェンマイ県ファーン市のジャカパットライチは国認証の地理的表示(GI)製品にも認定されています。

皆様からの質問をメールで受け付けております。件名に「おしえてタイランド」と明記し、info@wisebk.comまでお送りください。頂いたご質問を精査し、本コーナーで解説いたします。個別にはお答えいたしません、ご了承ください。


Parrots

この記事をSNSでシェア!

一番上へ戻る