「お菓子を盗んだ」飼い犬に熱湯をかけ動画投稿
動物愛護団体が保護した犬のお腹の中には…

©Alpha Yang Kao LekLek @Facebook

1人の女性が投稿したストレス発散動画がタイのSNSを中心に話題を集めている。

女性が投稿した動画に登場したのは、飼い犬のシベリアン・ハスキー。女性は飼い犬をトイレに縛り付けて、沸騰したばかりの熱湯をおもむろに飼い犬にかけ、悲痛な鳴き声をあげて苦しむ様子を動画投稿した。もちろん、動画には非難が殺到し、批判的なコメントが多く寄せられることに。

それに対し女性は「お菓子を盗んだから反省させるためにお湯をかけた」「日々のストレスによるもので軽率な行動だった」と反省の様子を見せた。だが、過去の投稿を調べると、以前にも飼い犬に虐待行動を行なっていたことが判明。事態を重く受け止めた動物愛護団体が”精神が不安定な女性飼い主”から、虐待を受けた犬を含む計4匹の犬を女性から引き離すため、法的な措置を行なったという。

その後、保護されたハスキー犬の体を調べると重度のやけどを負い、さらには妊娠後期であることが発覚。現在は東北部ノーンブワラムプー県で飲食店を経営する家に引き取られ、「レックレック(チビちゃん)」という名前に改名し新しい家族と暮らしている。新しい家族には以前から飼っている犬もいたがすぐに打ち解けたとのこと。やけどの治療のため、頭を除く全身の毛が刈られているものの元気に生活を送っている。

また、身ごもっていた3匹も無事に産まれ、レックレックちゃんと子犬たちとの日常の様子をFacebook「Alpha Yang Kao LekLek」に投稿され、虐待を乗り越え幸せに暮らす様子が人気を集めているそうだ。

Facebook「Alpha Yang Kao LekLek」


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