タイの麺文化は、アユタヤ時代に中国から伝わり広がりました。タイの代表的な麺料理クイッティアオ(タイラーメン)は、中国語の「粿条(クエティオウ)」が語源と言われています。
タイの麺は大きく分けて、お米を原料とする麺と小麦を原料にする麺の2つ。一般的な麺は、センミー(米粉から作られた幅1mm以下の細い麺)、センレック(米粉から作られた幅1〜3mmの麺。)、センヤイ(米粉から作られた幅2〜3cmの太い麺)、バミー(小麦粉から作られた卵入り麺)の4種です。
縁起の良い麺「カノムチーン」
「カノムチーン」は日本のそうめんに似た細長い麺をカレースープや野菜などと一緒に食べます。東北部では「カオプン」と呼ばれ、人と人を結ぶ強い絆を意味し、功徳を積む行いに用いられたり、お祭りや結婚式などでも振る舞われます。
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