仏教の祝日
カオパンサーとは?

©ウボンラーチャターニー県県庁所在地自治体

カオパンサーは「入安居」(いりあんご)と呼ばれ、陰暦8月の十六夜(2024年は7月21日)の日に行われます。タイ語でカオは「入る」、パンサーはサンスクリット語で「雨季」を意味し、僧侶たちが寺院で瞑想や学問に徹する3カ月の修行期間の始まりを示す日です。仏教徒は寺院に集まり、僧侶へのお布施や瞑想と修行を行います。

現在は、「カオパンサーは断酒」というスローガンができるほど、善業を積む一環として期間中は断酒をする仏教徒もいます。

\2024年版タイの祝日/

寄進される「ろうそく」がお祭りに!

カオパンサーでは、お寺にろうそくを寄進するという習わしがあり、特にウボンラーチャターニー県では、ろうそく彫刻でパレードする「キャンドルフェスティバル」が人気。精巧で美術作品として高く評価されたろうそく彫刻を見ようと世界中から見物客が訪れます。

今年の開催は7月17日〜23日。毎年コンテストも行われていて、昨年の大型部門最優秀賞には「ワット・トゥンシームアン寺院」の彫刻(写真)が選ばれました。

\キャンドルフェスティバルの詳細はこちらから/

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