日本人ファイナンシャルプランナー(FP)が多数在籍。 帰国後も安心サポートの「Insurance 110」(インシュランス・ワンテン)に多く寄せられている疑問や、皆さんが知りたいであろう情報を載せていきますので、是非ご覧ください。

私の貯蓄額って多い?少ない?

伊奈さん

こんにちは、 Insurance110の伊奈です。
5年前に話題になった「老後2,000万円問題」ですが、今は「老後4,000万円問題」と言われています。
これは3.5%の物価上昇が続いた場合をシミュレーションした結果です。
そう、世の中はインフレしていくのです!

「2,000万円貯めるのも大変なのにその倍かよ!」と嘆いている方も多いでしょう。いずれにしましても人生の三大資金である教育・住宅・老後の資金に備えるために、ライフプランの見直しが必要な時期かもしれませんね。

さて、ここでは20代〜40代の金融資産保有残高の平均値と中央値を見ていきましょう。20代単身者の金融資産保有残高の平均値は142万円ですが、中央値はゼロ。つまり、20代の半数以上は貯金なしです。一方、20代既婚者では平均321万円、中央値77万円で、貯金がある人が多いものの、金融資産ゼロの世帯も35.6%存在します。

30代に移ると、単身者の平均貯蓄額は589万円、中央値は83万円ですが、40.4%が貯金なしです。既婚者の場合、平均470万円、中央値200万円で、金融資産ゼロの割合は33.7%。30代は給与も増え、貯金額を増やすことが可能な時期です。

40代単身者の平均貯蓄額は936万円ですが、中央値は30万円で、貯金なしの割合は45.9%。既婚者では平均643万円、中央値220万円で、金融資産ゼロの割合は33.7%。40代は住宅ローンや教育費の負担が増え、貯金が難しくなる時期です。特に20代、30代で貯まった資産がないという人はかなりキツイことでしょう。

これらのデータを見ると、貯蓄額は年齢とともに上がる傾向があります。20~30代は結婚や住宅購入などでまとまったお金を使うことが多く、40~50代は子どもの教育費や養育費が増える時期です。50代になると収入が多くなり貯蓄しやすい一方、出費も増えることがあります。60代は退職金で貯蓄が増える家庭もあり、70代は今まで貯めてきたお金を大きく減らさず生活している傾向にあります。

今回の話は自分は平均より上だから大丈夫!ということではありません。世の中の傾向を知っておいて欲しい部分はありますが、人それぞれライフスタイルが異なりますし、家族構成や子供の年齢によっても千差万別です。世の中の平均がどうとかではなく、「自分」がどうなのかで考えてみてください。

ちなみに50代の私の貯蓄額は…秘密です。


\110Financialマネーセミナー/
伊奈さん ファイナンシャルプランナー
タイ在住13年

■趣味■
バトミントン テニス ウエイクボード 将棋 タイ語 釣り その他10種以上

■得意分野■
海外駐在員の個人資産運用、医療保険、火災保険、ゴルファー保険の個人向け保険 保険全般幅広い知識からのワイドサポート タイの病院選びサポートなど

■経歴■
日本大手店舗内装会社に勤務16年(47都道府県全てにshop作り) タイで農業6年(イチゴや日本の野菜10種以上)
現在保険金融業8年 タイに居ながら色んな保険を比較検討しお客様にご紹介しています。 お客様サポートNO1を目指し、より人生を長く幸せに暮らしてもらう為に日々取り組んでおります。

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