タイ原産の猫ってどんな種類がいるの?

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タイでは、猫は古くから特別な存在として扱われてきました。アユタヤ時代に作られた「タムラ・メウ(猫の書)」と呼ばれる猫に関する書物には、もともとタイには23種の猫がいたと記されています。現在は5種類のタイ原種の猫がいます。

シャム
幸運や繁栄の象徴とされ、タイ語では「ウィチェンマート」と呼ばれる。顔、尻尾、足先は濃い茶色、身体は薄いアイボリーで、サファイアブルーの瞳が特徴。
カオマニー
真っ白な体毛に美しいオッドアイを持つ希少な猫。その神秘的な外見から「ダイヤモンドキャット」と呼ばれ、海外でも人気が高い猫種。

コラット
光沢のあるシルバーブルー色の毛色をしていて、別名「シー・サワート猫(銀青色)」とも呼ばれています。観察力や記憶力が優れている賢い一面がある一方で、人懐っこく甘えん坊。
コーンジャ
全身真っ黒で、黄金色の瞳をした猫。西洋では黒猫は不吉だとされていますが、タイでは幸運をもたらす猫として知られています。

スパラック
ミャンマー原産のバーミーズ猫の原型種とされ、体毛は銅色(コッパー)、琥珀色の瞳が特徴。人懐っこく、人に優しい性格。先日、世界猫連盟(WCF)によって国際的な猫種に認定された。
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