10月23日は、「タイの近代化の父」とも称される「チュラーロンコーン大王・ラマ5世」の逝去日として祝日にあたります。「チュラーロンコーン」は幼名で、「ピヤマハーラート(愛される王)」とも呼ばれ多くの国民から今でも敬愛されています。
理由として、19世紀後半、欧州の植民地拡大が進むなか、巧みな外交政策と近代化により植民地化からタイを守った第一人者であることが挙げられます。その他にも、奴隷・人民解放、タイ初の大学「チュラーロンコーン大学」の設立、王室支援奨学金制度などの教育改革、タイ初の電話事業や鉄道事業に取り組みインフレを整えるなど、タイの近代化の礎を築いた人物だといえるでしょう。