エラワン国立公園の敷地内にあり、タイで一番美しいといわれている滝です。以前はモンラーイ小川から流れてきていることからサドン・モンラーイ滝と呼ばれていましたが「エラワン滝」に改名。「エラワン」とはインドラ神が乗っている33頭の聖なる象の名前で、書物などには3頭に省かれて描かれており、雨季の時期など水量が増すと滝の景色が3頭の象に見えるとの理由から現在の名称になりました。
エラワン滝は7段の滝に分かれており各段に名称があります。特に2段目の「ワンマッチャー(魚の城)」は滝壺に「ブルマシール」という魚が多く生息していることでも有名。全長1500mほどのトレッキングや水遊びが楽しめます。
滝には山の石灰岩から炭酸カルシウムの溶液が水の中に含まれており、その成分が日光に反射することでエメラルド色に発色すると言われています。雨量が多いと濁ってしまうため、乾季や暑季に訪れるのがおすすめです。