ショッピングセンターの天井から黄色い液体が漏出
フロアの床を覆い尽くす謎の液体の正体とは…

©チャトチャック区役所

タイでは料理に使った油をそのまま排水管に流すことがあるといい、この油が原因で配管が詰まってしまうことがたびたび起こる。そんなタイでよくある配管にまつわるトラブル(!?)が話題を集めている。

そのトラブルが起きたのは11月23日午後6時半頃、場所はバンコクのラップラオ交差点に建つ某ショッピングセンター内のファッションフロア。当時は営業時間内ということもあり、店の従業員のほか複数の客が多く来店していた。すると突然天井あたりから謎の黄色い液体が降り注ぎはじめ、あたり一面が黄色の液体に染まったという。

この状況がSNSなどでも拡散されてしまい、「これは排泄物ではないのか」という騒ぎにまで発展。その後、役所の調査が行われ、漏れ出した液体は料理の廃油ということが判明。どうやらファッションフロアの上階にあるフードコートのグリストラップ(油脂分離槽)の詰まりが原因でパイプが破裂したものとみられている。

これを受けショッピングセンターの代表は「排泄物が溢れ出したという情報は多大な影響を与えている」と話し、各報道機関やSNSでの誤情報の拡散に対し訂正を求めている。また、被害を受けた店舗に対しては廃棄となった商品などに対する補償措置を進めているほか、フードコートのレストランに対しては適切な廃棄物の処理や定期的な点検・清掃を指導していくという。

雨季も終わりようやく乾季に入ったと思った矢先、次は油が降ってくるとは。雨でなく油まみれになるのだけは勘弁願いたい。

 

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