タイの国技
ムエタイとは?

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400年以上の歴史を持つと言われるムエタイ。古代インドの格闘技カラリパヤットを起源とし、戦争の絶えない時代に他国の侵攻から身を守るための武術として古式ムエタイが生まれました。

タイにおけるムエタイの国内経済価値は1,000億B以上あると言われ、世界50カ国以上にムエタイジムがありタイ式ボクシングとして世界でも人気の格闘技です。特徴は、首相撲(クリンチ)と言われる首をつかみ相手の体制を崩し様々な技が繰り広げられるため、「立ち技で最強の格闘技」と言われています。

1ラウンド3分、5ラウンド制で行われ、技の難易度によってポイントが決まり、パンチはあまり加点しないためボクシングとは違いノックアウトが少ないのも特徴です。
以前は、北部:ターサオ流・南部:チャイヤー流・中部:プラナコン流などの流派が存在していましたが、現在は選手名に所属するジムのリングネームが入ることからもジムによって特色があります。

試合開始前に行われる踊りワイクルー(師を敬い勝利を願う)に所属ジムや個人のスタイルが現れるため観戦する際にはワイクルーにも注目してみてましょう。

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